眼科部長の独り言(赤塚クリニック)

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zoom RSS No.454 医師を選ぶのも寿命の内ですよ

<<   作成日時 : 2008/07/05 16:53   >>

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先日、眼圧を下げる、とある点眼薬を処方されてきた患者さんが、遠方の
眼科医院の紹介状を持って来院しました。

それによると緑内障点眼のアレルギーとは書いていなくて、アレルギー性
結膜炎があるので抗アレルギー点眼薬が処方されていると書いてありました。

しかし話を聞くと緑内障点眼薬をすると痒くなるがしなければ痒くならない
(それなら普通は、緑内障の点眼薬の種類を変えてみます)

さらに眼圧は正常でしたが一度高かったことがあるらしく、ずーーーっと点眼処方

しかし、当院に来た日には2ヶ月間点眼が切れていた状況で、眼圧は正常値で
視神経も視野も正常でした。
(これでは、緑内障ではなく高眼圧症で経過を見るだけでも良いのです)

しかも眼が痛い感じがするのも眼圧が高いためではと言われていたが、10年以上前に
合わせた老眼鏡を無いよりはましに見えるが、実はゆるすぎるから疲れの元になっていた

それにも気が付かず眼鏡の話も無かった・・・

この患者さんにしたことは、すべての点眼薬の中止とメガネ処方でした。

その後も、眼圧は正常で、何も点眼をしていないとアレルギーもおこらずかゆみも無し。

そして正しく合わせたメガネの使用で眼の痛み、疲れもなくなった・・・

まあ、ここまでひどい眼科医院もあるのかと久しぶりにおどろきました。

その紹介状へのお返事は、皮肉を込めて、来院が遅くなったため点眼が
切れておりましたがさいわい眼圧も視野も視神経も正常でした。

また、問診によりますと点眼薬が切れた頃から痒みもなくなったとのことで
当院受診時点ではアレルギー結膜炎も消退しているようでしたので、無投薬で
経過を診ていこうかと存じます。ご紹介ありがとうございました・・・としておきました。

でも、患者さんも良くこの状況で何も言わずに点眼を続けてきたものだと思います。

医師は患者を選べませんが、患者さんは医師を選ぶのも寿命の内かと。
(眼科では死にませんが、まあ言葉のあやとして)

さらに最近あった別の患者さんの話:この方は寿命に関係しますね。

高血圧で某内科医師にかかっていますが血圧が160/90程度で安定してるから
治療の必要はないと言われて薬も中止になっていますとの話。

しかし、眼底血管にはかなりの動脈硬化所見があって、眼底出血も一部で始まってます。
さすがに、血圧160で無治療で良いと言う医師は、おすすめできませんと言いました。

それでも、しばらくはその医師にかかったままで、眼底出血が増えてきて、見えなく
なってきて、とうとう別の内科に行くようになってくれました。

但馬の方は、おとなしくて、保守的なことも多いのですけど、この様な遠慮はダメです。

今までいくら世話になってきたからと言って・・・医師を選ぶのも寿命の内なんだけどねぇ

2008.07.05 記









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